石高万紀子 プロフィール

1973年3月11日 東京都杉並区生まれ。

3歳〜
生田流筝曲宮城派橘民子師に師事。
※現在は生田流宮城派早川智子師に師事。
10歳
日本フィルハーモニーの立川和男氏にフルートを師事。
父・石高琴風(いしたかきんぷう)に琴古流尺八の指導を受ける。
18歳
高校卒業と同時に稽古場の事務として父の仕事を手伝い始める。
19歳
琴風会「手ほとき組」の指導を始める。
20歳
NHK邦楽技能者育成会第39期修了。
21歳
よみうり文化センター町田の「琴風調しの笛」の講師を始める。
23歳
新宿安田生命ホールにてリサイタルを催す。
24歳
サイパン島戦没者慰霊祭にて奉納演奏。
千葉県誕生寺の戦没者慰霊祭にて奉納演奏。
父・石高琴風より琴風会にて琴風代範の免状を取得。本格的に生徒指導にあたる。
28歳
結婚。
29歳
長女出産。
31歳
ギリシャヘロドアティクス音楽堂にて和太鼓・津軽三味線に混じり篠笛を演奏。
父・石高琴風より琴風会を受け継ぎ会長となる。
33歳
国際交流基金派遣事業欧州公演でウクライナ・リトアニアにて演奏。
34歳
「ゾウさんと邦楽が唄う」にてダークダックスの歌に尺八・篠笛で加わる。
36歳
父・石高琴風他界(享年85歳)
37歳
長男出産。
39歳
南粋連に参加し、生徒さんと共に東京や神奈川の阿波踊りでぞめきを演奏する。
現在
琴風会会長として琴古流尺八、琴風調しの笛を指導。
よみうりカルチャー講師。
各地域の三曲協会の演奏会、学校公演、保育園、催し、お祭り、イベント等で演奏。

尺八と篠笛をはじめたキッカケ

琴古流尺八・琴風調しの笛家元の父・石高琴風の娘として生まれましたので、自宅に尺八や篠笛のお弟子さんたちが稽古に来ている環境で育ちました。
私が小さい頃は、毎年「父の日」に日比谷公会堂で演奏会を催しており、私はもっぱら舞台の上の父へ花束を贈る役をしていました。
3才前後から生田流筝曲宮城派の橘民子師にお筝(おこと)を習い始め、日比谷公会堂にもお筝で舞台に上がるようになりました。
その後、10才のときに日本フィルハーモニーの立川和男氏にフルートを習い、この前後に父から琴古流尺八の手ほどきを受けはじめました。
父は大正生まれ。だからということでもないのですが、最初の2〜3回は音符や尺八の楽譜のこと、楽器の手入れの方法などを教えてくれましたが、その後は基本的に「ついてこい」の稽古になり、自宅に来るお弟子さんたちの中に混じり、 わからなくても、音が出なくても、とにかく尺八を吹いていました。(笑)
日比谷の演奏会でも楽譜をドサッと渡され、やはりわからないなりにでも周りのお弟子さんや父を見ながら、なんとかついていってました。
篠笛は高校生のときに、父から「今度の日比谷で笛を吹くように」と篠笛を渡され、吹き始めたのがキッカケです。
フルートを吹くことができたので尺八ほどは迷わなかったものの、やはり父や周りのお弟子さんを観察しながら勉強しました。
そして現在に至るです。

石高万紀子はこんな人

石高万紀子

  • 尺八と笛が好き
  • のんびり屋
  • 寂しがり
  • 断れない性格
  • 気が弱い
  • あがり症
  • 優しい(と思う)
  • 人見知り
  • それでいて人が好き
  • 気が長い(同じこと100回なら喜んで教える自信あり)
  • 褒められて伸びるタイプ
  • 感動屋
  • 涙もろい
  • 方向音痴
  • 機械に弱い
  • 車の運転が下手
  • 計算が苦手
  • おしゃべりが大好き
  • 子供が大好き
  • 動物も好き
  • 趣味は手芸、人間観察、散歩

今後の抱負

【講師として】
老若男女問わず、ゆったりと生徒さん個々のペースに合わせてお教えしていきたいです。
童謡やアニメ・映画音楽など、お好みの曲もお稽古しながら吹けるようになったり、お筝との合奏もできたり、阿波踊りの篠笛に参加されたりと、生徒さんには色々な演奏を経験していただきたいと思っています。
亡き父の演奏、音、雰囲気、技法・・・自分はまだまだ父には到底追いつくことはできないけれど、父の曲を・教えを・話してくれたことを、私が知っていることすべてを生徒さんに伝えていきたいです。

【母親として】
お休みがなかなか無いので、遊んであげたりすることができないことも多いけれど、一緒にいるときには「これでもか!」というくらい、子どもたちと楽く過ごしたいです。
子育ては1つ1つが良き思い出になると思いますので、二人の子供たちが笑ったこと・泣いたこと・叱られたこと・ケンカしたこと・・・全部焼き付けていきたいと思います。
欲を思えば、私が仕事をしているときの姿を記憶に残してくれていると嬉しいです。

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